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朝の光景(里玖雪)

隼弥で書き終えたらポッと出たのでつらつらと。
まぁ、糖分は低目かなと思います。
こっちも結婚してる前提。

続き
 いつもより遅めに起きた日曜日。
 隣をみると、まだ眠っている大好きな人。
 起こさないように、とそっと布団から出て、
 朝食の準備に取り掛かる。
 今日は久しぶりに彼女に会いに行くし、
 お昼も一緒に食べるから簡単でいいかな?
 冷凍ご飯を温めて、半熟卵の目玉焼きとわかめのお味噌汁だけにしよう。
 トントンコトコト、手早く準備して、
 出かける時間を考えながらあれこれ考える。
 出来上がる前に起こさなきゃ。
 まだ夢の中の大好きな人の元へ、起きるかな?
「里玖、里玖。朝だよ」
「んー……」
「今日は弥悠のところに行くって言ったでしょ?」
「……ん」
 のそりと起き上がる大好きな人。
 ぼーっとしてる間に食事の準備を進めて、あとは席に着くだけ。
「ほらほら起きて起きて」
「ん……」
「もう、目を覚ましてよ」
「……おはよう」
「おはよう、里玖」
 いつも変わらない朝の光景、今日ものどかです。

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